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腰痛予防

  1.強い腰を作る

 日本人の8割近くの人が生涯に一度は経験するという腰痛!その腰痛予防につ いてお話しします。
 腰痛を予防するにはどうすれば良いのでしょうか?それは、強い腰を作る事です。
 強い腰とは「強靱かつ柔軟な筋肉をもつ腰」の事です。
 つまり筋肉を鍛え、柔軟性をつける事が大切なんです。(なーんだと言わずに最後 まで付き合って下さい。) 


2.体の構造

   みなさんの体を支えている脊椎(背骨)は、頸椎(首の骨)7個、胸椎(背中の骨)12個、腰椎(腰の骨)5個の 計24の骨とそれらを支える仙骨でS字状のカーブを作り構成 されています。
  頸椎の1番目と2番目以外は、ゼリー状の椎間板があります。S字カーブは体重を分散させ、椎間板はクッション の役目で骨の損傷を防いでます。
   人の体は良く出来ていますね!ちなみに一番椎間板に圧力がかかるのは、座った状態です。
  これは体重が下半身に伝わらず、腰と骨盤で全て受け止めてしまうからです。
   人間が長時間同じ姿勢でいると辛くなって、あれこれ姿勢を変える大きな原因はこの椎間板にかかる圧力が原因です。
  この圧力を変えようと、脳からの指令で無意識に楽な状態へと姿勢を変えていく訳です。
  そしてもう一つ上体を支えているのが筋肉です。主に背筋と腹筋です。
  この脊椎(背骨)以外の背筋と腹筋に体重を分散させる事が、腰痛の軽減・予防になります。

                       


3.筋肉の強化・柔軟性       

   
人間は日常の殆ど、腰背部を緊張させています。(立つ・座る・持ち上げる等)
   よって長時間寝たきりの方以外は、背筋の強化は必要ありません。
(スポー ツ選手は別です)
  それに対して、腹筋は殆ど使いません。使わない筋肉は衰えます。やはり腹筋強化が最も重要です。
  もう一つ腰痛の方が訴える症状に腰を曲げる動きが多いのも原因があります。
 これは臀筋(おしり)とハムストリングス筋(もも裏)の柔軟性がない場合は、イスの座り・立ち時等の腰を曲げる際、骨盤が前傾せず腰椎が過剰まるまって筋肉・椎間板に多大な負担がかかるからです。
  この臀筋とハムストリングス筋の柔軟性をつける事で、日常生活での何気ない動作での腰痛は軽減する事と思います。

              
                      

.予防トレーニング 

   
アイソメトリックトレーニング 
  いわゆる「止める」腹筋運動です。頭を上げた状態を数秒維持し、腹筋上部を鍛えます。
  はじめから反復する運動はいけません。針金を何度も折り曲げると「ポキッ」と折れますよね!
  反復する運動はこれと同じ様に腰部の靱帯・筋肉・椎間板を痛める事になります。
  手順                           レベル(番号が大きくなる程筋力が強化)
 

1.仰向けに寝て股関節と膝を曲げます。

2.次に足を60°以上開きます。
3.紙を折り曲げるのではなく、体をクルクル巻くイメージで頭を上げ停止(30秒〜)
1.腕は気を付けの姿勢で、手のひらは床に向ける
2.手を頭の後ろで組む
3.腕を胸の前で組む
4.手のひらを額に乗せ、頭に抵抗をかける



   ※出来ない時は5秒くらいから無理のない範囲で行いましょう。

             
 アイソトニック・トレーニング
 「反復」する腹筋運動です。腹筋下部を鍛えます。アイソメトリックトレーニングが苦しくなく行える様になったら、少しずつ反復運動を行います。腰が痛い時は、この運動は行いません。
 手順                                  レベル
 
1.仰向けに寝て足を壁にもたれかけます。
2.おしりを少し浮かせます。
3.紙の様に体をクルクル巻くイメージで頭を起こし,おへそをみる様にします。(目標10回)

1.おしりを上げる高さが高い程、筋力 は 増加 
  次に股関節を60°〜80°にし、膝を曲げた状態にしますが、まずは回数を多くします

              
 臀筋(おしり)ハムストリングス(もも裏)ストレッチ  
  ※長めのタオルを用意します。

 臀筋(例右側)                         ハムストリングス(例右側)
 
1.仰向けで両膝を立てます
2.右の足首を左の膝の膝上に乗せます
3.タオルを引っ張りながら、組んだ足を引き
寄せます   
痛みの出る手前の多少ツッパリ感のある状態で停止
1.仰向けに寝て両手でタオルを持ち、右側の足の裏に引っかけます。
タオルを左膝の下に通し、両手で持ちます   

2.息を吐きながら痛みの出る手前で足を挙上し停止



           (目安30秒)                     (目安30秒)

         


        ※いずれも痛ければ効くという訳ではありません。無理のない範囲で行って下さい。
            


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