1.PMSって?
PMSとはPre-menstrual Syndromeの略で、日本語で「月経前症候群」と訳されま
す。生理の約2週間前から起こるココロと体のトラブルの総称を言います。
アメリカの研究では、生理のある人の約40%近くの女性がPMSであるという説
もあります。はっきりした線引きが難しい為、実際には生理のある女性の大半は
なんらかのPMSの症状があると言っても過言ではないでしょう。
2.どんな症状?
PMSの症状は、人によって様々です。「胸が張る」「下腹部の痛み」といった身体
的なものから、「とてもイライラする」「理由もなく悲しくなる」といった精神的なもの等
実に様々な症状があります。
精神的症状
身体的症状
社会的症状
イライラする・怒りっぽい
頭痛・肩こりがする
いつも通り仕事ができない
眠れない・
息切れ・めまい
整理整頓したくなる
集中力・判断力の低下
冷や汗が出る
物事が面倒になる
緊張しやすくなる
胸が苦しい・痛い
女性である事が嫌になる
物忘れが酷い
手足が痺れる
生理が嫌になる
理由もなく憂鬱になる
体重の増加
外出が嫌になる
疲労感が激しい
下腹部・胸・乳房の痛み
一人でいたい
すぐ横になりたくなる
肌があれる
誰も理解し、支えてくれない
理由もなく泣きたくなる
皮膚のかゆみ・湿疹
家族・友人への暴言
外出がおっくうになる
過食・食べ物の嗜好の変化
物にあたりたくなる
人と接したくない
疲れやすい
健康管理が出来ない
※各項目に5個以上当てはまるとPMSの症状を重くするストレス要因があるかもし
れません。あくまで参考程度にしてみて下さい。
3.いつなるの?
PMSは排卵がおこってから月経前の約2週間、黄体ホルモンのバランスに伴って
症状が現れると言われています。
上記のグラフからも分かる様に、20〜30代の女性の約6割がPMSの症状で悩んで
います。このPMSという言葉自体が最近聞かれる様になった言葉である為、実際に
は自覚していない人を含めるともっと多い筈です。
PMSの時期は、漠然としたイライラや不安感など心理的にもとても不安定な時期で
あり、中には子供や夫に暴言や暴力としてあたってしまう程深刻な場合もあります。
男性には生理がない分、そんな女性の不調をなかなか理解しにくいかも知れませ
んが、男性の女性に対するコミニケーションと理解がパートナーの不安を軽減する
事も重要であります。
このPMSは、排卵が定期的にくる健康的な症状であり、悲観的になる事ではない
のです。ただし、あまりに酷い症状の場合は、産婦人科にて適切な処置をしてもらう
方が良いと思いますが、むやみに避妊用ピルや注射は更年期障害や不妊等の危険
もありますので、ご自身が正しい情報収集をされる事が必要です。
4.摂取すると良い食品
積極的に摂取したい食品
避けた方が良い食品
豆類
豆腐・納豆・味噌
砂糖
白砂糖・ジュース
緑黄色野菜
人参・カボチャ・ホウレン草
塩分
食塩・漬物・ベーコン・ハム
海藻類
昆布・ワカメ・海苔・ひじき
カフェイン
コーヒー・紅茶・日本茶・チョコ
植物油脂
オリーブ油・大豆油・サフラワー油
アルコール
ビール・日本酒・カクテル
種実類
アーモンド・ゴマ・落花生
添加物
加工食品・既成食品
穀類
蕎麦・玄米(未精製のもの)
小麦粉
パン・ケーキ・パスタ
5.治すには?
残念ながら現在「特効薬」はまだありません。その為、薬物療法で一時的に良くなる
ケースはありますが、個人個人が自分に合ったケアをしていく事が必用です。
漢方や手技療法・ハーブ等代替医療により免疫力や神経機能の改善・予防に
活用してみるのも良いと思います。
カイロプラクティックでも効果が見られる事がありますので、一度ご相談されてみても良い
と思います。
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