1、睡眠のメカニズムとは
厚生労働省が全国の3〜99歳の6466名を対象に行った睡眠に関する調査によると
睡眠に関して問題を感じた事がある人は、女性39.3%男性32.4%全体で36.4%と
いう結果が出ています。
又年代では20代から40代の働き盛りの年代に多く、現代のストレスや多忙な点が背景に
ある様です。
睡眠のメカニズムは浅い眠りのレム睡眠と深い眠りのノンレム睡眠があります。
約90分周期で一晩に4〜5回、一定のリズムで繰り返されます。
レム睡眠
体は深く眠っているのに、脳が起きている様な浅い眠りの状態。
錯覚しているかのように急速な眼球運動が出現し、大脳皮質が不規則に
活動し、夢は大部分この状態で見ます。
手足や顎の筋肉は弛緩しますが、自律神経(血圧・心拍・呼吸)は不規則な
変動を示します。
乳児ではノンレム睡眠との比率が半々であるが、成人はレム睡眠が全体の
20%程と言われています。
ちなみに俗に言う「かなしばり」もレム睡眠における現象と解釈されています。
ノンレム睡眠
脳
が眠っている状態。筋の緊張の低下に加え、自律神経(血圧・心拍・呼吸)
も安定します。
4つのステージに区分されます。
ステージ1(入眠期)
入明時のウトウトする時期
ステージ2(軽睡眠期)
寝息が聞こえる時期
ステージ3(中等度睡眠期)
眠りが次第に深くなる時期
ステージ4(深睡眠期)
深い睡眠の時期
2.脳波
α波(アルファ)
β波(ベータ)
θ波(シータ)
δ波(デルタ)
・身体の緊張や精神活動が安静な状態。
・リラックス・入眠期等
・開眼や暗算等で活動
を抑制
・周波数8〜13Hz
・主に精神活動が起こっている時
イライラ・興奮等
・周波数14〜40Hz
・軽睡眠期で特に見られる
・周波数4〜8Hz
・1歳頃までの乳児では
正常で見られる
・成人では深睡眠時や
麻酔時に見られる
・周波数0.5〜4Hz
3.不眠症のケース
A.入眠障害
布団に入っても寝付けないタイプ。布眠の中で最も多いタイプ。
B.浅・熟眠障害
睡眠時間のわりに、寝起きに疲れがとれない、又寝た気がしない。
C.中途覚醒
夜中に何度も目が覚めてしまい、再び寝付くのが難しいタイプ。
D.早朝覚醒
朝早く目覚めてしまい、眠いのに寝れないタイプ。高齢者に多い。
4.どうすれば?
対策は色んな情報がありますが、個人差もありますので自分にあった方法を見つける
事が重要です。
食事や生活リズムの見直し、適度な運動、リッラックス等どれも決定的なものではありませんが
一つだけ言える事は、あまり気にし過ぎない事です。
カイロプラクティックによる自律神経のバランスの改善により、不眠症が改善してしまうケースも
ありますので、自律神経のバランスの調和もとても重要な要素と言えます。
そこでドイツの精神科医シュルツにより開発された自律神経の訓練法を、ご紹介します。
これは下の図の様に心身がリラックスする状態を自己暗示し、体の部分ごとに力抜いていき
ます。そして身体面のリラックスを精神面に波及させるのが目的です。
気持ちがとても
落ち着いている
両手両足がとても
重たい
両手両足がとても
暖かい
心臓が静かに規則
正しく動いている
楽に呼吸出来る
お腹がとても暖かい
額が涼しく気持ちよい
※終了後は、消去動作が必要になります。
・両手の開閉運動→両肘の曲げ伸ばし→大きく背伸び→深呼吸→終了
とても有名な訓練法ですので、宜しければ一度お試しを!
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