ホルモンについて

   
ホルモンはあなたの個性を作っている      

 ホルモンてなんだろう。ホルモンが個性??
・・・・そうなんです。 人それぞれ性格が違うように、顔形が違うように、ホルモン分泌も人それぞれ個性的!

太りやすい人、痩せてる人、男らしい筋肉質な体つきや、ふっくらした女性らしい体つき、
髪の薄さや、食の好み。
これらもホルモンのバランスによって個人差が出ます。



ホルモン(内分泌系)の説明は、細かい説明はまた後程にいたします。
   なんだか難しい・・・・ なんで カイロプラクティック・鍼灸院で、ホルモンの話?

なぜなら!
わたしたちにとっては、ホルモンバランスと健康は切っても切れない関係にあるので
とても重要な項目なのです。 


     
 



       それでは まず ホルモンについて         医学的にも知識を深めましょう!




  
ホルモンというのは、体内の内分泌腺というところから血液中に出される化学物質です!

その種類は現在解っているだけでも40種類以上あり、これらが働かなければ
人間はただ、骨・臓器・筋肉・脂肪の塊のようなもので、
人として生きることができなくなります。 

ホルモン(生理活性物質)は、全身に運ばれ、そのホルモンの受容体(鍵と鍵穴のような関係)を持つ細胞が反応して
神経系・免疫系など、あらゆる体の働きをコントロールしている脳からの「命令物質」です。

 ホルモン分泌の仕方や、どのホルモンが多めで、どのホルモンが少なめに分泌されるかは、
遺伝や環境も含めて、そのブレンドは多種多様! 体質や個性を作る、大きな材料になっていると思われます。

つまり、太りやすさや、男性・女性らしい体つきに個人差があるのも、
ホルモンの分泌具合に差があるからです!同じものを食べていても、同じ量を運動しても、
筋肉の付き方や、太り方、疲れ方なんかが違うのも、肌にぶつぶつができる子とできない子がいるのもホルモンが関係しています。

 
  
そしてここが肝心です!

 
ストレス(ありとあらゆる刺激・・・ 気温差・気圧・外傷・精神的なもの・食べ物など)によっても、ホルモンの分泌量は影響を受けます。
骨格や姿勢的な問題からも、影響を受けます。

                ↓

ホルモンの分泌や代謝に異常がでると、どんなことが起こるの?

  一般的に代表的なホルモン異常で起こる病気は「糖質の代謝異常」でもある
糖尿病がありますね。

 これはインスリンというホルモンが関与しています。
血糖値を下げるただ一つのホルモンでもあるインスリ。このホルモンが不足すると、
全身の血管がボロボロになり、脳や心臓や腎臓の血管が壊れて生命を脅かしたり目が見えなくなったりします。




ホルモンの分泌異常によっておこる様々な疾患


巨人症・先端巨大症

GH産生腺腫が生ずると特徴的な顔貌(額や下顎の突出、鼻、口唇、舌の肥大)、手足の肥大(指輪や靴のサイズが大きくなる)、いびき、汗かき、糖尿病などの症状が現れます。子供の時にこの腫瘍ができると身長が非常に高くなります(巨人症)。


バセドー病

甲状腺ホルモンが多くですぎると甲状腺機能亢進症とよばれる病気になり、その代表的な病気がバセドウ病です。バセドウ病は甲状腺にあるTSH受容体(レセプター)に対する抗体ができ、甲状腺を刺激してホルモンを分泌させます。ホルモンが多すぎるため、代謝が盛んになり体重減少、汗かき、暑がり、指の震え、動悸がおこります。



 橋本病
甲状腺ホルモンが少ないと甲状腺機能低下症となり、その代表的な病気が橋本病です。橋本病では甲状腺が自分のリンパ球で攻撃をうけて組織が徐々に破壊されます。ホルモンが足りなくなると元気がでない、寒がり、動作が緩慢になる、全身がむくむ、記憶が悪くなるなどの症状が出ます。

 
そのほかにもホルモン分泌や 物質代謝に異常が起こると、どんな病気や症状があるの?


糖質代謝異常・・・・・糖尿病・低血糖症・糖尿病腎症・神経障害など
脂質代謝異常・・・・・高脂血症や高コレステロール血症
肥満・・・・・・・・・内臓脂肪・メタボリックシンドローム
尿酸代謝異常・・・・・痛風・高尿酸血症
骨代謝異常・・・・・・骨粗鬆症

視床下部・
下垂体疾患・・・・・・下垂体腺腫・先端巨大症・高プロラクチン血症
                 クッシング病・成長ホルモン分泌不全低身長症
                 尿崩症・バソプレッシン分泌過剰症・

甲状腺疾患・・・・・・甲状腺機能亢進症・甲状腺炎・甲状腺機能低下症
                 橋本病(慢性甲状腺炎)・甲状腺腫瘍

副甲状腺疾患・・・・・原発性副甲状腺機能亢進症・副甲状腺機能低下症

副腎疾患・・・・・・・クッシング症候群・原発性アルドステロン症・副腎機能低                       下症・褐色細胞腫 

                      
この他にも、まだありますが、これらは代表的な疾患です
 

 私たちは、日々、「病名」がつく前段階で、いろんな臓器の機能低下などを患者様から感じています。
  病気は検査である一定の数値が出たときに「病名」がつけられ、診断が出されて治療が始まりますが、
 機能が70パーセントも落ちてから、投薬などで治療するよりはるかに、事前にご自身の弱い部分を知り、
日々ケアをすることが大切です。その中で、目には見えないけれども健康であるためには、絶対に外せないのが
ホルモンバランスの重要性です。


 
          


ホルモンの種類は実に様々

ホルモンの種類には蛋白質のもととなるアミノ酸が数個から100個以上つながった形のペプチドホルモン(成長ホルモン、インスリンなど)、
コレステロールを材料につくられるステロイドホルモン(副腎皮質ホルモン、エストロゲン、テストステロンなど)とアミノ酸のチロシンの
誘導体であるアミン(甲状腺ホルモン、アドレナリン、ノルアドレナリン)があります。

体の状態を一定に保つ(ホメオスターシスの維持)ために神経系、内分泌系、免疫系がお互いに密接な関係を保ちながら働いていています。

内分泌系の情報伝達物質(メッセンジャー)がホルモン(hormone)です。
ホルモンは全身のいたるところでつくられています。以前は内分泌臓器でホルモンがつくられ、血液中を流れて遠く離れた標的となる
細胞(標的臓器)に到達して、そこで働くと考えられていました。最近では、つくられた場所のすぐ隣にある細胞(傍分泌)、
またはつくられた細胞そのもの(自己分泌)に働くこともわかり、局所でも作用します。

今では、体の中でいろいろな情報を伝え合うものの物質をまとめて、ホルモンと呼んでいます。ホルモンは非常に少ない量
(50mプールいっぱいの水にスプーン1杯程度)で効果があります。

ホルモンは体の健康維持のためいろいろな機能を調節していますが、主には個体の生命と活動性の維持、
成長と成熟および生殖機能を担うことです。
現在、体の中には100種類以上のホルモンがみつかっていますが、これからもまだ増えると思われます。

                                                            ★東京女子医科大学資料から抜粋


                               

体の状態を一定に保つ(恒常性維持)ためにホルモン分泌は巧妙にコントロールされています。ホルモンが分泌されて効果を発揮すると
、この変化はホルモン分泌を抑制する方向に作用します。これがネガティブフィードバック機構といいます。
甲状腺ホルモン(T4、T3)を例にあげると(上図)甲状腺ホルモンが多くなるとネガティブフイードバック機構により
、TRH、TSHの分泌が抑制され甲状腺ホルモンの分泌を減少させ一定に保つように働いています。
ホルモンはいつも一定の濃度に保たれるものばかりでなく、リズムをもって分泌されるものもあります。
たとえば、コルチゾールのように一日のうち朝高く夜低いという変動(日内変動)するものや、成長ホルモンのように睡眠時に
増加するものがあります。


何があろうと一定の状態に保とうとする機能 体内の恒常性 ホメオスタシス

 
一定に保つ(恒常性維持)ためにホルモン分泌は巧妙にコントロールされています。
 ホルモンが分泌されて効果を発揮すると、この変化はホルモン分泌を抑制する方向に作用します。
これがネガティブフィードバック機構といいます。甲状腺ホルモン(T4、T3)を例にあげると(上図)甲状腺ホルモンが多くなるとネガティブフイードバック機構により、TRH、TSHの分泌が抑制され甲状腺ホルモンの分泌を減少させ一定に保つように働いています。
ホルモンはいつも一定の濃度に保たれるものばかりでなく、リズムをもって分泌されるものもあります。たとえば、コルチゾールのように一日のうち朝高く夜低いという変動(日内変動)するものや、成長ホルモンのように睡眠時に増加するものがあります。

 
このように、出すぎればそれを抑え、足りなければそれを補い、
 常にシーソーをしながら状態を保つような働きがあるのですね!

 
 私たちの体にあるホメオスタシスが正常に働けなくなくる原因には、
 精神的なストレスや、姿勢、食生活、運動不足など、あらゆる外界の条件があります。
 

 
 
では ホルモンに対して 当院で何ができるのか 
  



 
@ 脳神経系の働きをまず、良好にしておくことが大切なのです!  アクティベータメソッド・頭蓋の内圧調整が有効です
A 頚部や仙骨部の骨格的な歪みなどは特に自律神経系への不調をきたす要因になります。骨格の矯正と同時に鍼灸も有効です
B 血行不良・低体温・運動不足・過度なストレスを緩和することが重要です   当院では生活習慣へのアドバイスも行っています


遺伝的な体質や、個性をしっかりと見極めて、ご自分の弱い部分をケアする方法を知ることです。 
 例えば
「最近 仕事や人間関係のストレスが多いわたしは
 副腎から「アドレナリン」などが分泌されすぎてるわ!・・・・それが慢性化しているから
頑張りがきくのも、もうそろそろ限界かも・・・(><)
 ケアをしないでいると腰痛、うつ、だるさ、生理不順や不妊・・・・いろんな不調があとあと一気に来るかもしれないわ。

血圧や血流、水分の代謝、ホルモンの分泌にも影響が大きい腎臓をケアしておかなくちゃ!
アクティベータや鍼灸を受けて、副腎の機能をいたわっておこう!   毎日お灸もしておこう!」
 
・・・・・・こんな発想ができる方は プロです・・・・・
当院では
このように、ホルモン分泌異常による不調が出る前にも、出た後にも、効果的にケアができる全身調整を行っています。

さらに、
様々な手技療法やお灸や鍼による治療もしています。冷えや血行不良による女性ホルモンのバランスが崩れて起こる
婦人科系の疾患にも有効です。、
 

まずは、自分のホルモンバランスに問題がないかどうか、その大元となる、「脳・神経系」に問題がないか、
そして 遺伝的にも、生活習慣的にも、自分自身の弱い部分はどこなのかを知ることが大切です。

 そのうえで、生活習慣や食事、疲労やストレスのケアも取り入れていきましょう。



内分泌器官
     





この図にあるように、脳の視床下部や下垂体をはじめとして
実に様々な内分泌器官からホルモンが分泌し合い、
健康のバランスを保っています。
病名がついてからでは薬物による治療ではなく、
日頃から体に備わるホルモン分泌の能力をしっかりと
ケアして置くことが大切です。
  

 今生まれてきた子供たちにも、
これからホルモンの分泌が高まる小児や、
今まさに思春期の分泌期にも、妊娠・出産前後の女性にも、
男性機能が心配になってきた方にも、更年期を迎える方も自分自身の力で丈夫に暮らしたいご年配の方にも、
当院のアクティベーターメソッドは
赤ちゃんから、お年寄りまで、安心してケアを受けることができ
神経系、免疫系、ホルモン系をケアいたします。

同時に、骨格の問題由来のホルモンバランスの崩れも
 その方にあった方法で治療することができます。



    

 


 
年齢と共に、変化しながら日々揺らぐご自身の体、 そして大切なお子さんやご家族の体のケアを始めませんか?