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足首の痛み



38歳女性、事務職。
二年以上前の捻挫後より、歩行の際の右足
の激しい痛み。
体重を殆どかける事が出来ず、歩行はびっこ
になる。
可動による痛みの誘発はなく、体重がかかる
姿位のみ発症する。
この二年の間、痛みは引くことはなく、段々
悪化してきている。
外反膝と歩行の際の立脚期の内反足の癖
有り。
専門医にての画像検査にて異常はない。
鎮痛剤の服用を二年間継続しているが、痛み
の軽減は見られない。
足関節の怪我歴は捻挫が二回。


臨床

足関節は体重が負荷され、かつ歩行にも重要な役目
を果すので安定性と可動性の両方が要求される。
捻挫等の外傷後の適切なリハビリの不足による関節
を支持する靱帯の不安定性による外反足や内反足は
最も足関節の力学的な問題を起こしやすい。
 
触診にて底側踵舟靱帯の圧痛あり。
可動域は底屈30°背屈10°内反40°外反5°
距骨傾斜テストと外転と舟状骨固定の第1/2/3
楔状骨の可動制限あり。
各種デルマトーム・ミオトーム・反射は正常。
チネルフット、ストランスキーサイン陰性。
X線の内反像の距踵関節間の裂隙が健側に比べ
少ない印象あり。(医師の判断にて荷重時は考慮さ
れなかった。)
A-P像は荷重像によりアライメント的異常は不明。

評価の結果足関節の内側縦足弓の支持機能に異常
が明らかに見られる。
骨盤から膝関節の機能改善と距骨・舟状骨の可動性
と内側アーチの歩行時の力学的な癖を改善していく
様にアプローチ。
45日経過後9割方疼痛は改善。
歩行時の癖はまだ残る。
安定させながらの可動性の向上という相反する性質
の施術には時間はかかる事を説明。

 






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