![]() |
||||
|
頭と顔ってどうなってるの? 1.頭蓋骨・顔面の構造
少し小難しい話になりますが、是非読んで下さい!
頭蓋骨は元々は23個の骨から出来ており、下顎骨を除くその全ての骨が脳や軟部組織を保護する縫合関節癒合によって連結されております。(下図参照)
ちなみに幼児においては小泉門(生後約2ヶ月)、大泉門(生後約18ヶ月)で縫合により閉鎖します。(頭頂部です)
又頭蓋底には小孔(穴)があり、脳神経や脳に血液を供給する血管などが通っており、その12対の神経は以下の働きをしています。
![]() ![]() 1)第一脳神経(嗅神経) 嗅ぐ機能。
2)第二脳神経(視神経) 見る機能。
3)第三脳神経(動眼神経)
眼を動かす作用をし、近くを見る為に眼孔を収縮させる。
4)第四脳神経(滑車神経) 眼を動かす作用。
5)第五脳神経(三叉神経)
咀嚼運動と顔近辺に関係。
6)第六脳神経(外転神経) 眼の動きに関係。
7)第七脳神経(顔面神経)
顔(表情筋)を動かす、唾液の分泌、涙の分泌、味覚、外耳
周辺の知覚の受容。
8)第八脳神経(内耳神経)
聴覚に作用、体の平衡感覚を調整する前庭から情報の感知
9)大九脳神経(舌咽神経)
唾液の分泌、味覚、外耳周辺の知覚の受容。
10)第十脳神経(迷走神経)
軟口蓋の挙上、胸部・腹部に分布。味覚、外耳の感覚受容。
11)第十一脳神経(副神経)
頭を回し、肩の挙上動作。
12)第十二脳神経(舌下神経)舌を動かす作用。
2.髄膜
頭部には3つの層で構成されている髄膜という膜があります。
1)硬膜 最外部の層で最も強靱な被膜。二つの層で構成され、外側は頭蓋に付着し、
内側は脳神経の硬膜・脊髄の硬膜に連続している。
2)クモ膜 中央層にあり、繊細かつ透明なクモの巣状の組織。脳と裂内に侵入してい
ない脊髄を包む薄い被膜。
3)軟膜 最内部の層で血管新生が活発な脳の表面と脊髄に付着している結合組織膜
又脳の全ての溝に侵入し、小さな血管を伴っており、クモ膜下の間にある。
3.頭皮
5層からなり、「SCALP」とも言いますね!これは各5層のアルファベットの頭文字を取って 表したものなんです。その5層とは
1)皮膚 脂腺・毛皮・豊富な動脈の供給(この為損傷すると激しい出血が起こる。)
静脈・及びリンパの交通路。
2)結合組織 血管新生の活発な厚い皮下層。神経群が豊富に供給。
3)帽状腱膜 後頭筋と前頭筋での膜腱であり、第七神経によって支配されている。
4)疎性結合 この層により頭皮が自由な動きをする事が出来る。スポンジの様な働きをし
組織 頭部の静脈供給部へ到達する。
5)頭蓋骨膜 分化した結合組織。頭蓋冠に付着させている。
4.顔面の筋肉(表情筋)
顔面の筋肉は私たちの表情を変化させるのに働く筋肉ですが、その筋肉は殆どが骨ある いは筋膜と皮膚に付着しています。そしてその筋肉の支配は先程の第七神経によりされています。
例えば、脳幹に生じた第七神経の障害が起こると反対側の四肢(手足)の機能異常や同 側の表情筋に異常が現れます。(下図参照)
![]() ![]() ![]() |
||||
![]() |
||||
|
||||
|
copyright2004.Therapy Art ALLRIGHT RESERVED
|
||||